新現役!シニアわくわくブログ

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読み物

能「道成寺(どうじょうじ)」

引き続き「#STAY HOME」 、 事務局スタッフも在宅勤務で頑張っております。 感染拡大防止のために共に頑張りましょう! 今回の能は、「道成寺」を取り上げました。 ご在宅のひと時、お目通しいただければ幸いです。 *** 和歌山県日高郡にある天台宗の古刹…

能「西行桜(さいぎょうざくら)」

西行(1118-1190)は、裕福な武家に生まれた平安末期から鎌倉初期を生きた人物であり、23歳での出家までは鳥羽上皇の北面武士を務め、そのエリートコースを捨てた出家後は心の赴くままに諸所に草庵を営み、諸国を巡る旅に出て数多くの和歌を残した歌人として…

能「松風(まつかぜ)」

前回、能「熊野(ゆや)」を取りあげ、「熊野 松風に 米の飯」の言葉をご紹介しました。「熊野」と並び、米の飯ほど繰り返しても飽きないと言われる能「松風」は、季節としては秋の曲ですが、熊野に続く読み物として今回取りあげてみたいと思います。 松風に…

能「熊野・湯谷(ゆや)」

能の人気曲「熊野(ゆや)」は、古くから「熊野 松風に 米の飯」と表現され、「何度みても飽きない、観れば観るほど味がでる」と評される作品です。※表記について、喜多流では「湯谷」 登場人物の平宗盛(1147-1185)は、平清盛と継室 時子との間に清盛の三…

能「葛城(かづらき)」

葛城山(大和葛城山)は大阪府と奈良県の境に位置し、かつては、南北に連なる金剛山と葛城山との総称として用いられていたようです。 日本書紀に描かれた神武天皇の東遷物語には、「手足が長く土蜘蛛のような住民を葛の蔓で網を作り捕らえた。これよりこの地…

能「国栖(くず)」

新現役ネットの講座に「古事記」と「日本(書)紀」があります。「古事記」「日本(書)紀」は、「万葉集」とともに現存している日本最古の古典のひとつですが、その中に描かれている神武天皇の東遷物語(神武東遷)に「国栖(くず)」の民は、出てきます。 …

能「隅田川(角田川)すみだがわ」

東京都墨田区に「木母寺(もくぼじ)」という天台宗のお寺があります。初代 歌川広重の『東都名所之内 隅田川八景』にも描かれたこの寺は、梅若丸(うめわかまる)という子供の供養のため、平安時代中期に建てられた念仏堂がその起源と言われます。 梅若丸は…

能「羽衣(はごろも)」

明日、3月7日は「新月」です。古来より人々は、夜空に浮かぶ月や星の世界について様々に想像してきました。月の満ち欠けについても色々な言い伝えが残っていますが、そのなかのひとつに、次のようなものがあります。 月には天女が住んでいて、白い衣の天女が…

能「高砂(たかさご)」

「高砂」は、能の代表的な演目として広く親しまれてきました。 高砂や この浦舟に 帆をあげて・・このフレーズなど「あ、あれね」と耳馴染みのあることでしょう。 兵庫県高砂市の高砂神社には、次のような伝説が残っています。神功皇后の命により国家鎮護の…

能「鉢木(はちのき)」

乾燥した日が続いていましたが、今日は東京も雪の予報ですね。 能の演目で雪がでてくるものと言えば、「鉢木」がまず思い浮かびます。 「いざ鎌倉」という言葉の由来となったこの物語は、鎌倉幕府第5代執権として1246年 - 1256年の10年間在職した北条時頼(…

能「蝉丸(せみまる)」

蝉丸は、平安前期の歌人として実在の人物です。しかし、生没年を含め、その人物像は詳しくはわかっておらず、様々な伝承が残っています。 前回のブログで、小倉百人一首の「蝉丸」を取りあげましたが、能にも「蝉丸」という演目があり、 能においては、延喜…

名月を楽しむ(能「融」によせて)   

暑かった今年の夏も過ぎ、秋風を感じる季節になってきました。 9月はお月見の季節ですね。今年の「中秋の名月」は9月24日(月曜日)、翌日の9月25日が満月です。 太陰太陽暦(旧暦)の8月15日の夕方からでる月を「中秋の名月」と呼びますが、天文学的な意味…