新現役!シニアわくわくブログ

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面白い本

# 面白い本 「昭和の怪物」「続・昭和の怪物」(保阪正康著・講談社現代新書)

~半藤一利亡き後、昭和史・日本軍の実像を語れる第一人者のベストセラー~ 「昭和の怪物 七つの謎」は、2019年新書大賞を受賞した話題作で、好評につき続編が出版されました。内容は、既に他で発表された記述をまとめ直したもの、新たに書き下ろしたものが…

#面白い本 「収容所から来た遺書」(辺見じゅん著・文藝春秋)

毎週土曜日の日経新聞朝刊には文芸コラムや新書紹介のページがあり、現在梯(かけはし)久美子氏が「この父ありて」というコラムを書いています。9月25日は辺見じゅん(1939-2011)を採り上げたコラムの第一回目でした。ノンフィクション作家であり歌人でも…

#面白い本 「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」(加藤陽子著・朝日出版)

~ちょっとリベラルを意識したタイトル以外は、至極まっとうな素晴らしい日本現代史~ この本は、栄光学園の中高校生に、加藤陽子東大教授が出張講義した内容をまとめたノンフィクションです。序章(オリエンテーション)に続いて、日清・日露戦争、第一次世…

#面白い本 「藤原仲麻呂」(仁藤敦史著・中公新書)

NPO法人・新現役ネット(東京・田町)で、毎月第2・第4金曜日に行われている人気講座「続日本紀を読んでみよう」(講師:玉川千里さん)は、現在『巻第二十六』を読み進めているところです。夏休み前に読んでいたその前巻『巻第二十五』は、天平宝宇8年(76…

#面白い本 「死のドレスを花婿に」P・ルメートル著

~「記憶」を操られた女の悲劇とその結末~ 海外ミステリー小説が好きな方は、今から6年前「このミステリーがすごい(略してこのミス)2015」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「本屋大賞翻訳小説部門」第1位と、この年のミステリー界を席巻した…

#面白い本 「二十世紀」橋本治著(2/2)

~歴史の真実を論理的に学ぶ爽快感!~ 「二十世紀」上巻の1901年の記述は、大英帝国の君主ヴィクトリア女王の死から始まります。19世紀ヨーロッパの列強諸国=王様の社会に於いて、クィーン・ヴィクトリアは要(かなめ)の存在でした。第一次世界大戦の主役…

#面白い本 「二十世紀」橋本治著(1/2)

橋本治(1977-2019)は、二年半前に亡くなりました。まだ70歳、これからますます面白い作品を紡ぎだしてくれると期待していただけに、本当に惜しい人を亡くしたものです。いまから50年以上前、東大紛争の真っ盛りに「とめてくれるなおっかさん、背中のいちょ…