さっぱりとした歯応えのあるランチ、山口県下関市発祥の「瓦そば」をいただきました。店名にある「Y-STYLE」は山口スタイルのこと。中央通りの室町3丁目と4丁目の間を西に入った日銀通り沿いの地下1階の店です。「瓦そば」の垂れ幕が目印です。
自販機で食券を買うと、程なく黒い瓦にのせられた「焼きそば」のセットが運ばれてきました。程よく焦げ目がついた茶そばに錦糸卵・海苔・煮牛肉のトッピング、一番上にレモンのスライスと紅葉おろしがのっています。濃いめのそば汁にレモンスライスと紅葉おろしを入れると、さっぱりとした口当たりに。それに柚子胡椒も加えたら風味に変化が出ますよ、とお店の人に言われましたが、柚子胡椒が苦手な私はパス。レモンと紅葉おろしだけでも十分。わかめご飯も美味しく頂きました。
山口県のB級グルメとして名高い瓦そばは、明治10年に起こった「西南の役」において、熊本城を囲む薩摩軍の兵士が「身近にあった瓦を火に点け野菜や肉などを焼いて食べた」というエピソードをヒントに考案されたそうです。
「瓦、Tokyo神田Y-STYLE」
東京都中央区神田本石町4-4-17 青木ビルB1F
ランチタイム 11~14時(月~金曜日)
ランチの瓦そばセットは980円