寒い季節になると、風邪をひきやすくなり、インフルエンザかも?と心配になることがありますよね。
普通の風邪とインフルエンザの違いは何でしょうか?
一般的に、風邪は様々なウイルスによって引き起こされますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱があっても、さほど高くはなく、重症化することもあまりありません。
一方、インフルエンザは「インフルエンザウイルス」の感染によって起こり、38℃以上の発熱、頭痛や関節・筋肉痛など全身の症状が急に現れます。
高齢の方や何らかの慢性疾患を持つ方は、肺炎を伴うなど重症化することがあるので注意が必要です。
<有効な予防法>
1.流行前のワクチン接種
ワクチン接種を受けた高齢者は、死亡の危険が1/5となり、入院の危険が約1/3から1/2にまで減少することが期待できるとされています。
2.手洗いを徹底する
手についたウイルスを洗い落すことが大事。アルコール製剤による指先の消毒も有効です。
3.咳エチケットを心がける
インフルエンザは、主に、咳やくしゃみによる口からの飛沫によって感染します。自分自身も感染を広げないように気をつけましょう。