新現役!シニアわくわくブログ

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湘南散歩「春の渋沢丘陵地と震生湖を歩く」(3/26)

~「秦野」は水の街でした~

「湘南散策」は3月26日の午後小田急線「秦野駅」で集合して、陽春の相模湾の眺望を楽しみながら渋沢丘陵をゆっくりと歩きました。

 

陽当たりがよく、趣のある農道には多くの春の花々が咲いています。やわらかな里山の風景に身も心も癒される思いです。

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関東大震災でせき止められて出来た「震生湖」は静かに水を湛え、野鳥の声も聞こえます。秦野盆地の地下は豊富な地下水を貯え「天然の水がめ」と呼ばれ、芦ノ湖の1.5倍(約3億トン)もの地下水が貯蔵されていると言われています。

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「秦野盆地湧水群」の中でも最大級の湧き水を誇る池「今泉湧水池」

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市内のあちこちに水汲み場所が設置されています。

軟水で口当たりのよい水です。汲みに来ていた方にお伺いすると、煮物やお茶にすると美味しさが増すとのこと。

 

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丁度、桜も満開であちらこちらに点在する桜を楽しみました。

森林インストラクターの菅原啓之講師より、道端に咲くちいさな野の花から大木まで

「目からウロコ」の解説が楽しい春のひと時でした。

 

                        事務局hana

 

 

 

 

 



 

第4回江戸東京再発見講座「汽笛一声新橋を~」講座(4/12)と屋外散策(5/25)

新橋駅~高輪ゲートウェイ駅まで 山手線開拓の歴史をたどる
              小林祐一氏(歴史ライター)

 

日本最初の鉄道は、明治5年(1872)、新橋~横浜間に開業しました。

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この鉄道が、山手線のルーツとなります。 山手線は、最初から「都心をめぐる環状鉄道」として計画されたわけではありません。 様々な目的で別々に作られた鉄道が、時代とともに変化し結ばれて、結果的に都心の周回する鉄道になったのです。

今回の室内講座はそんな山手線の誕生史。 全く別の目的で造られた鉄道が、なぜ、一つの鉄道として統合されたのか。 ルーツをたどっていくと、もともとの鉄道敷設は思いもよらない理由や状況だったことがわかります。

そうして来年で150年となる山手線の歴史をひもとき、さらに誕生した新駅である「高輪ゲートウェイ駅」にも言及します。 山手線に新駅誕生となった理由や、その背景などを解説。 さらに「高輪ゲートウェイ」という駅名に込められた意味も考察したいと思います。 ということで、4月の講座は「山手線」。 鉄道に少しでも興味があるなら、絶対に聞き逃せません 。

また5月25日(火)には、この講座で実際に学んだことを足で歩いて実感する散策を行います。お楽しみに!

 

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ww.shingeneki.com

 

 

 

新講座のご紹介

古典に学ぶ 「武士道の聖典『葉隠』を読む」

新講座「古典に学ぶ」として3回シリーズがスタートします。先人達が残してくれた「極める」生き方を学びます。

第1回は「葉隠・武士道の神髄」(4月6日<火>14:00~15:30)

第2回は「能・初めて見る能・狂言」(5月)

第3回は「茶道・千利休 侘茶の世界」(6月)

 

第1回 『葉隠』は、江戸元禄期成立。佐賀鍋島藩山本常朝の物語を、同藩士田代陣基が、七年の歳月をかけて聞書き編纂した書物です。全十一巻、収録説話総数千二百九十九にもおよぶ、膨大な鍋島藩史、鍋島武士道語録。

その中で、もっとも有名なのが、聞書一「武士道というは、死ぬことと見つけたり」です。

「死に狂い」「死兵」など、激烈な調子の鍋島侍美学で知られていますが、実は本書でもっとも重要な思想・概念は、「仁」と「慈悲」のふたつ。時代小説家なら情報源としておそらく重宝する、戦国~江戸初期の、実に様々な人間の様々な物語、ドラマがリアルにいきいきと記録されています。

これらの物語の基調をなすのが、鍋島侍の”まこと”を生き抜いた、話者山本常朝の「仁」と「慈悲」の信念なのです。 当講座では、『葉隠』の二百にもおよぶ名言・名句から、よりぬきの金言を紹介・解説し、味わい深く、ひきしまった文体が美しいいくつかの名段落を、ともに読み進めていきます。

コロナ禍にあえぐ現代日本再生のヒント、そして一度の人生を強く美しく、納得して生きるための何かが、きっと見つかることと思います。

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