新現役!シニアわくわくブログ

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第125回東京散歩「中山道板橋宿を歩く」(5/22)

~江戸四宿のひとつ 中山道板橋宿を行く~

初夏のような日差しの5月22日、歴史ライター小林祐一先生の案内で総勢20名で元気に散策しました。

日本橋から中山道を進むと最初の宿場町が板橋。町並は15町49間(1725m)も続いており、旅籠54軒、本陣1件、脇本陣2件の規模でした。宿場の他、風俗街としての顔も持っていました。

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・近藤勇墓碑
近藤勇は板橋刑場で処刑されました。この供養塔のあたりが刑場跡といわれています。

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・板橋

石神井川にかかる橋の名前が板橋。板で造られた橋ということで付けられた地名。
その発祥は古く平安時代にまでさかのぼるとのこと。

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・縁切榎
街道沿いに生えるエノキの樹皮をはいで煎じたものを相手に飲ませると縁が切れるといわれています。その為エノキには樹皮を保護する竹が巻かれています。
現在でも縁切り絵馬を奉納する人が跡を絶たず、絵馬には赤裸々な願いが書かれていてちょっとびっくり。

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板橋宿には加賀前田藩の屋敷がありました。面積21万8000坪の広大な屋敷でしたが、その跡地の一部が公園となって豊かな緑が温存されています。板橋は東京とは思えないほど緑と水の流れが楽しめる地域だったことに改めて驚かされました。

 

(事務局hana)

 

 

国立近代美術館工芸館「名工の明治」鑑賞とランチ

5月8日(火)10時集合

新緑が美しい北の丸公園に添って歩くと「国立近代美術館工芸館」のレンガ造りの重厚な建物があります。

今回は「明治150年」にちなみ高い技術力と表現力を兼ね備えた明治の精神を今に伝える明治から現代までの名品を鑑賞しました。

中でも工芸館所蔵の「十二の鷹」は鷹狩りで用いられる鷹をモチーフに本物と見紛うばかりのリアルな表現と、金、銀、銅、赤銅といった金属の色を巧みにちりばめた鮮やかさで、シカゴ開催の世界博覧会で発表され人々を驚かせました。この数年修復に取り組み、今回十二羽揃ってお披露目されました。作者の金工家・鈴木長吉は準備に4年の歳月を費やしたといいます。

 

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それぞれの表情を持つ十二羽の鷹が止まり木に居て私たちを迎えます。

工芸館スタッフからこれらの作品についてまた、館内の展示についても丁寧に説明をしていただきました。

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今回はタッチ&トークとして、実際に著名な作家の工芸作品に触れてみて、工芸品の制作過程などを学ぶ時間も設けました。

 

見学後は竹橋駅まで戻り、老舗レストラン「アラスカ」でランチ。高層ビルを望む展望のよい席で和気藹々と話しが弾みました。

 

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(事務局hana) 

 

ゴールデンウィーク最終日(田植え体験)

5月6日、友人と一緒に千葉県いすみ市の田植えイベントに参加した。お米を主食とする日本人として一度は田植えを経験しておきたいと思ったからだ。東京から特急で大原まで行き、そこでいすみ鉄道(単線)に乗り継いで現地に到着。静かな里山と田園が拡がり、おいしい空気、木々のにおい、小鳥や小動物そして地元の親切な人達と接して昔懐かしい感じだった。主催者は地元の農事組合法人でいすみ市がバックアップ。参加者は、子ども連れのファミリーや若者、シニアなど様々な世代の人達で100名近く集まっていた。いすみ市長や市議会関係者の挨拶のあといよいよ田植え開始。このイベントは地域おこしの一環で数年前から始まっており、リピーターの参加者も多いとのことだった。参加する前は、腰をかがめた状態の作業なので体力が続くのか心配したが、作業時間は1時間弱で体力的には問題なかった。それでは楽だったのかというとそんなことはなく、田んぼの泥が大変軟らかく、長靴を履いていたため足をあげるときに泥が重くのしかかりなかなか抜けず苦労した。裸足か足にフィットする地下足袋であれば問題なかったようだ。また、苗を2~3本づつ植えなければいけないという基本を知らず、最初は多めの数をジグザグに植えたため後で地元の人が手直しをしたらしい。すみませんでした。田植えが予定時間より早く終わったので近くの山に案内して貰いフキ(アキタブキ)や八朔(はっさく)を採らせてもらった。その後地元の人たちが用意してくれた昼食となったが、取れたての野菜で作った煮物などの料理が大変美味しかった。ご飯もいすみ米はもっちりとして美味しかった。無農薬・無化学肥料で作っているとのこと。あまり働かなかったのに美味しい食事をごちそうになり申し訳なかった。今日のイベントはここまでで次回は同じ田んぼの除草作業(5月末)。その後、稲刈り(9月初)、収穫祭(9月末)と続く。全部参加して自分たちの植えた苗がどのように育つのか(ちゃんと育つのか)見るつもりだ。帰り道、ついつい他の田んぼの苗の植えられ方に目が行ってしまうのであった。         

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 (事務局:TARO)