春まっさかりの4月12日、赤坂の料亭で幇間芸とお食事を楽しみました。
幇間(ほうかん)芸とは江戸時代を中心に花開いた、日本の大衆芸能(歌舞伎・寄席芸・音曲舞踊など)をベースに、洒脱で、艶っぽいお座敷芸です。現在は非常に少なく、数名の師匠がかろうじてその芸を引き継いでいるだけ。 「幇」は助けるという意味で、「間」は人と人との間、すなわち人間関係を表す意味。この二つの言葉が合わさって人間関係を助けるという意味になります。多彩な芸で見せ、笑わせながら楽しく宴会の席で座を華やかに盛り上げる技量が見せどころ。
今回は悠玄亭玉八師匠をお招きしました。
三味線はもちろんのこと、扇子や手ぬぐい、そして屏風を使ってお客を楽しませます。最後は賑やかな手踊り「かっぽれ」で〆となりました。



めったに出会うことがないこの「幇間芸」で、会員皆さんも楽しく盛り上がり、その後は2部屋に分かれて、美しい料亭の昼食をいただきました。


(事務局hana)