新現役!シニアわくわくブログ

シニアに役立つ情報や新現役ネットの活動について発信していきます。

鎌倉ハイキング

先週末、仲間と鎌倉ハイキングに出かけた。”天園ハイキングコース(約4km)”と”葛原岡・大仏ハイキングコース(約3km)”を歩くプランである。                                                      

朝9時に鎌倉駅前に集合。梅雨入り前の天気の良い日で絶好のハイキング日和だったが、紫陽花シーズンの観光日和でもあり、鎌倉、北鎌倉には朝から大勢の観光客が訪れていた。先ず、鎌倉駅から大塔宮までバスで移動、そこから天園ハイキングコースの出発地点となる瑞泉寺まで歩き、10:00にスタートした。出発早々いきなりの急登!

f:id:tanabetan:20180611105803j:plain

これがどこまで続くのか、鎌倉を少し甘く見ていたなと思いながら約10分歩くと尾根道に入り気持ちも足取りも軽くなった。そのまま約30分歩き七里ヶ浜が眺められる展望台に到着。

f:id:tanabetan:20180608192900j:plain その後、鎌倉カントリークラブ手前を通って10:45分頃鎌倉市内最高峰である大平山頂上(159.2m)を通過し、11:30頃、前半コースのゴールである建長寺に到着。

f:id:tanabetan:20180608193031j:plain

出発して約1時間半。モデル所要時間は約2時間だったのでやや早いペース。ここから後半の”葛原岡・大仏ハイキングコース“の起点となる浄智寺に向かう。読みどおり、途中の食事処は観光客が入り口で列をなしているところが殆どで、各自弁当を持参したのは正解だった。12:10浄智寺をスタートし、昼食場所として予定していた葛原岡神社に向かい12:30に到着。そこで一息入れて腹を満たし元気回復。
13:00葛原岡神社を出発し、13:10銭洗弁財天宇賀福神社に到着。さすがにここを素通りできず、メンバー全員持ち金を清めてお金が増えることをお祈りした。

f:id:tanabetan:20180608200649j:plain

 気持ち(期待?)が豊かになったところで今日のゴールとなる高徳院の鎌倉大仏に向かい1400頃到着。大仏様は青銅製で、高さ(台座含む)13.35m、重さ121トンとのこと。鎌倉時代にあのように巨大な金属製の仏像を作る技術があったのだなぁ、当時の人々はこれを見てどのように思ったのだろうと感慨深かった。

f:id:tanabetan:20180608193611j:plain

最後は、今日のメンバーの一人が保有する鎌倉山の別荘で喉を潤し疲れを癒させて頂いた。ややハード目の行程であったが、美味しい空気と鮮やかな緑、爽やかな風に包まれて仲間と語らい大変楽しい一日だった。

(事務局:TARO)

 

千葉県いすみ市農業体験シリーズ第2回:除草作業

千葉県いすみ市で、5月初旬の田植えに続いて、先週末田んぼの除草作業に参加した。前回来た時のオタマジャクシが、まだ小さいがカエルに成長しており、人が通るたびに何十匹も跳ね回りのどかな田園風景と相まって癒される感じがした。

f:id:tanabetan:20180529184440j:plain

 

  今回も少し曇りがちの除草日和。前回は100名近く参加者がいたが今回は40名程度。作業開始前に、地元関係者から除草は地味な作業だが稲の成長にとっていかに大事かというお話と水田の雑草には次のようなものあるとの説明があった。コナギ、セリ、ホタルイ、オモダカ、エヌゲ。セリ以外は初めて聞く名前だ。また、タニシ(写真左、ピンク色のものは卵)も若い稲を食べるので見つけたら除去するように言われた。

f:id:tanabetan:20180529185036j:plain

 

前回と比べ、参加人数が半分以下だったので1人当たりの作業面積が2倍強になったが、雑草はあまり伸びておらず、イネの周りの泥を掻き混ぜると浮いてくるので作業は難しくなかった。また、前回の反省から長靴は止めて地下足袋を履いたので泥の中の移動は問題なかった。但し、腰を曲げた姿勢の作業なので時々腰を伸ばして一息入れながら作業を進めた。作業は午前中で終わり短時間の仕事だったが、地元の方に、お茶請けで手作りの菜ノ花ロールケーキ(紫芋餡入り)とソラマメを出して頂いた。これが大変美味しく、特に、ロールケーキが絶品でお土産に買って帰った。

f:id:tanabetan:20180529185608j:plain

 

この後、葛飾北斎に影響を与えたといういすみ市出身の彫刻家“波の伊八”の代表作がある行元寺に行った。左が伊八の「波に宝珠」、右が北斎の「神奈川沖浪裏」

f:id:tanabetan:20180529185710j:plain


最後に、2020年東京オリンピックのサーフィン会場になる隣町の一宮町釣ケ先海岸でサーフィン大会が行われているというので観戦に行き、今回もいすみ市ライフを満喫したのだった。次は9月初めの稲刈りに参加予定。

(事務局TARO)



第125回東京散歩「中山道板橋宿を歩く」(5/22)

~江戸四宿のひとつ 中山道板橋宿を行く~

初夏のような日差しの5月22日、歴史ライター小林祐一先生の案内で総勢20名で元気に散策しました。

日本橋から中山道を進むと最初の宿場町が板橋。町並は15町49間(1725m)も続いており、旅籠54軒、本陣1件、脇本陣2件の規模でした。宿場の他、風俗街としての顔も持っていました。

f:id:tanabetan:20180525133915j:plain
f:id:tanabetan:20180525133936j:plain

・近藤勇墓碑
近藤勇は板橋刑場で処刑されました。この供養塔のあたりが刑場跡といわれています。

f:id:tanabetan:20180525134950j:plain

・板橋

石神井川にかかる橋の名前が板橋。板で造られた橋ということで付けられた地名。
その発祥は古く平安時代にまでさかのぼるとのこと。

f:id:tanabetan:20180525133535j:plain

・縁切榎
街道沿いに生えるエノキの樹皮をはいで煎じたものを相手に飲ませると縁が切れるといわれています。その為エノキには樹皮を保護する竹が巻かれています。
現在でも縁切り絵馬を奉納する人が跡を絶たず、絵馬には赤裸々な願いが書かれていてちょっとびっくり。

f:id:tanabetan:20180525133549j:plain


板橋宿には加賀前田藩の屋敷がありました。面積21万8000坪の広大な屋敷でしたが、その跡地の一部が公園となって豊かな緑が温存されています。板橋は東京とは思えないほど緑と水の流れが楽しめる地域だったことに改めて驚かされました。

 

(事務局hana)