新現役!シニアわくわくブログ

シニアに役立つ情報や新現役ネットの活動について発信していきます。

東京散歩「満開の桜と目黒川沿いの名所」

お花見スポットとして都内でも一二を争う人気の「目黒川流域」、週末は人人人でごった返しているそうです。

そんな大人気スポットで平日午前のゆったり時間、まさに見ごろと咲き誇るソメイヨシノを見上げながらの散策は最高のひととき。お天気にも恵まれ、平成最後の東京散歩はとても幸運な一日となりました。

そして、富士跡を2か所も廻った今回は、歩行距離も、階段の多さも、講師の小林先生が「東京散歩史上、最高レベル」とおっしゃるほどで、本当によく歩きましたね! 

ご参加いただいた皆さま、大変お疲れ様でした!!

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第133回東京散歩

「目黒川遊歩道を歩いて訪ねる広重が描いた目黒のふたつの富士跡」

 実施日:201943日(水曜)

 行程:田園都市線「池尻大橋駅」10時集合 ⇒ 上目黒氷川神社 ⇒ 目黒川沿い遊歩道≪桜≫ ⇒ 萱刈(かやかり)公園 ⇒ 西郷山公園 ⇒ 旧朝倉家住宅外観 ⇒ 目黒川沿い遊歩道≪桜≫ ⇒ 目黒元富士跡 ⇒ めぐろ歴史資料館 ⇒ 目黒新富士跡 ⇒ 昼食(中華)

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並んでいる石は、船入場への水の流れを整える「ハッフルブロック」、水中へ酸素を供給する効果もあるそうです。

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萱刈公園(西郷山公園一帯とともに西郷隆盛の実弟 西郷従道の別邸のち昭和16年の渋谷移転まで本宅となった場所)

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隈研吾さん設計のコーヒーショップ

次回の東京散歩は2019年5月28日火曜日です。場所の決定はこれからですが、『令和』最初の東京散歩、どうぞご期待ください。

 

(事務局:ふな)

 

鎌倉山の花見

先週日曜日、現役時代の同期の仲間10名と鎌倉へ花見に出かけた。気になっていた天気は、朝から良く晴れて絶好のお花見日和。今回は、観光客で混み合うJR鎌倉駅・北鎌倉周辺の花見スポットは避けて、江ノ電で七里ヶ浜駅に移動し、そこを起点とするコースを企画した。まず七里ヶ浜海岸を散策。

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その後、七里ヶ浜みどりのプロムナードの桜並木を通って鎌倉山へ向かい、鎌倉広町緑地、鎌倉山さくら道、夫婦池等を散策した。ここまで足を延ばす観光客はあまりおらず緑豊かな閑静な住宅街を、桜を愛でながらのんびりと散策した。

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約2時間の散策後、今回の参加メンバーの一人が鎌倉山に保有する拠点で遠くに湘南の海や江の島を見下ろしながらバーベキューを楽しんだ。海、山、美味しい食材と仲間との語らいで平成最後を飾るのにふさわしい花見となった。

(事務局:TARO)

新元号『令和』

元号が発表になりましたね!
新しい時代のおとずれを実感します。

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出典:「万葉集」巻五 梅花歌三十二首并序

初春月 気淑風 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 

 

気持ちも新たに、前進して行きたいですね。
『令和』の時代も新現役ネットをよろしくお願いいたします!

 

新現役ネット事務局

 

**出典について 「万葉集」巻五 梅花歌三十二首并序(大伴旅人あるいは山上憶良か?)

天平二年正月十三日、帥(そち)の老の宅に萃(あつ)まりて、宴會を申(の)ぶ。時に初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぐ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(ばいご)の香を薫す。加之、曙の嶺に雲移り、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きぬがさ)を傾け、夕の岫(くき)に霧結び、鳥はうすものに封めらえて林に迷ふ。庭には新蝶が舞ひ、空に故雁が帰る。ここに天を蓋とし、地を座(しきゐ)とし、膝を促(ちかづ)け觴(さかづき)を飛ばす。言を一室裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。淡然と自ら放にし、快然と自ら足る。若し翰苑(かんゑん)にあらずは、何を以ちてか情をのべん。詩に落梅の篇を紀す。古(いにしへ)と今とそれ何そ異ならむ。宜しく園の梅を賦(ふ)して聊(いささ)かに短詠を成すべし。
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天平二年(西暦730年)正月十三日、大宰帥(太宰府の)の大伴旅人の屋敷で宴会を開く。時に、初春の令き月、空気も清々しく風も和らぎ、梅は鏡前の美しい女性の白粉のように咲き、蘭は香のように薫っている。それに加えて、明け方の嶺には雲が動き、松は薄絹のごとき雲を掛ける。山の谷には霧がたまり、鳥は薄霧のなか林を飛ぶ。庭には蝶が舞い、空は雁が渡る。天空のもと、地に座して、膝を近づけ、酒を交わす。人々は議論をわすれ胸襟をひらき、淡然と自らの心のままに振る舞い、心地よく満ち足りている。これを和歌にしなければ、いかにして心を表現しよう。中国に落梅の古詩が残されているが、いにしえと現在と何の違いがあろう。この庭の梅を、いささかの和歌に詠もうではないか。

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天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封●而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 促膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以●情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠