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【シニアヒストリー】齋藤茂樹さん(2)5年間をかけ、全国103社の一宮をめぐって書いた本

新現役ネットの正会員である齋藤茂樹さんが『珠玉の「一宮」謎解き紀行―全国津々浦々に鎮座する一〇三社を巡る―』を出版されました。その本の内容について伺います。

 昔は、日本国内に68の国があり、それぞれの国で一番社格の高い神社を一宮と呼んでいました。となると、少なくとも68の一宮があり、さらには1つの国に2つ3つと一宮がある場合もありますから、全国の一宮の数は100を超えます。

人によって解釈の違いがあり、若干総数が異なりますが、私は103社を一宮とし、5年間(2009年8月~2014年8月)をかけて北は北海道から南は沖縄までの神社をめぐりました。この本では、その一宮めぐりの全37回の旅の記録をまとめています。

神社の祭神や社殿形式、自分なりに掘り起した由緒など、読者の知的好奇心をくすぐる情報を盛り込みながらも、パッと気軽に読めるよう、現地の観光や宿、食などについても触れ、紀行文的に仕上げています。

 

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(齋藤茂樹さんプロフィール)

 1946年東京都生まれ。自動車部品製造会社役員を退任後、「NPO法人 新現役ネット」の講座で古事記を学ぶ。それをきっかけに全国の一宮をめぐり、本を上梓。