関西支部から仏像のご案内です。
仏像講座に参加の方にはお送りしていますが、是非参加されていない方にも。
昨年からオンライン講座として始まりました「仏像の来た道」の講師から届きましたブログをご紹介します。
奈良法華寺、国宝十一面観音像の春季御開帳を拝観に行った。ちょうど桜が満開の時期で、法華寺の桜、佐保川の桜並木なども堪能した。
隣接する海龍王寺も時期を合わせて、慶派の十一面観音立像をご開帳していたので、国宝と重文の美仏・十一面観音像を一度に鑑賞することができた。
先月、奈良国立博物館で開催された「聖林寺展」には天平のビーナス、国宝十一面観音像を見てきたばかりなので、十一面観音巡礼月間になっている。
法華寺は藤原不比等邸だった場所に造られ、741年、聖武天皇の「国分寺・国分尼寺建立の詔」により、東大寺・総国分寺とならび、法華寺・総国分尼寺とされた。
もともと、平城京遷都前から、ここには土師氏の氏寺だった土師寺があり、その場所を藤原不比等が邸宅にしたので、平城京の北東角が平城京内に取り込まれることなく残っている。
藤原不比等の死後、光明皇后が相続し、皇后宮となり、伽藍を順次増やしていった。光明皇后宮の最も北東に位置していた「土師寺」はそのまま残り、現在の海龍王寺となった。
講師の方のブログを見ているだけでも勉強になります。
サイト:国宝仏を巡る NO.10 法華寺 十一面観音像 | Hiro's Life Log as a memory of daily life (hirolifelog.blogspot.com)
次回のオンライン講座「続 仏像の来た道1」は2022年4月19日 10:15分より。
お申し込みは
関西支部:kitagawa@shingeneki.com 北川迄お願いいたします。
支部・エリアイベント詳細 | NPO法人新現役ネット (shingeneki.com)