先の連休は、毎年のことながら遠出はせず、九州地震を気にしつつ、近場の散策、息子夫婦との会食や溜まっている本や書類などを読んでゆっくりと過ごしました。
いくつか行った散策の内、今回は、東京の下町情緒の残る「谷根千(谷中・根津・千駄木)」を取り上げます。
先ず、千代田線の根津駅から根津神社に向かう。この辺りは、外国人にも人気があるようで多くの外国人観光客が来ていた。天気が良く、つつじ祭りということもあり境内はごった返しており、ゆっくりお参りをする状況ではなかった。
昼食を神社近くの古風な蕎麦屋“夢境庵”で摂ったが、ここも満席で入り口に列ができていた。ガイドブックに掲載されているような近隣の店はどこも同じ状態。
この後、不忍通りに出て、少し根津駅方向に戻り、左手の坂を上って大名時計博物館に向かう。この辺も、お寺が多く通りがレトロな感じ。
そのまま歩を進め、かつての「ドラマ時間ですよ」の銭湯のモデルになったスカイ ザ バスハウス(現在は銭湯を改装して現代美術ギャラリーになっている)の前を通って“下町風俗資料館付設展示場”へ向かう。ここは明治時代の酒屋だったところ。
(スカイ ザ バスハウス ) (下町風俗資料館)
それから谷中霊園方面に向かい、映画「三丁目の夕日」にでてくるような懐かしい建築物のある一画に立ち寄り、谷中名所の一つと言われる観音寺南面の築地塀のある通りに出る。
(築地塀 )
漸く、今日の散策のゴールである谷中銀座に到達。
商店街の入り口手前の“夕焼けだんだん”と呼ばれる(階段)のすぐ上に昔会社の同僚に連れられて行ったことがある店があり懐かしかった。そこは毎夜ベリーダンスショーを催す珍しい店(“レストラン ザクロ”)で特に中東経験者は楽しめる。
(谷中銀座 ) (レストランザクロ)
谷根千は観光スポットですが、連休中とはいえこれほど混んでいるとは思いませんでした。でも面白い散策でした。
(事務局・TARO)