台風一過、おだやかな天気に恵まれて総勢20名の会員の皆様と上野の杜を散策しました。
天台宗総本山比叡山延暦寺にちなみ、東の叡山として開創された上野「寛永寺」。2回シリーズで史跡を訪ねますが、元の広さは現在の上野駅から鶯谷、日暮里駅にかけて上野公園の全域と動物園、東京芸大、谷中霊園を含むとあるので、その広さは想像もできないほどです。
今回は上野公園を主に散策しました。
天海僧正毛髪塔
寛永寺を建立した天海僧正の供養塔。ひっそりと建っています。
不忍池弁天堂
弁財天を祭っているお堂は、昔は渡し船でお参りしたとのこと。
不忍池のほとりには「駅伝発祥の碑」家康公が使用していたメガネを模った「メガネの碑」もありました。気づいていましたか。
花園稲荷神社
かつて上野の主だった弥左衛門狐を祭っています。
狐は赤い鳥居を一つ飛ぶ毎にパワーアップするので、沢山の鳥居が並ぶほど狐のパワーが増すらしいです!
東照宮
日光東照宮をモデルに透塀に囲まれた中に金箔をはりつめた壮麗な社殿。徳川3代家光が造営した建物で国の重要文化財に指定されています。
歴史ライターの小林祐一講師の解説に納得したり驚いたり、歴史が詰まった上野公園でした。ランチはこの地の老舗「上野精養軒3153店」で、にぎやかに歓談しながら名残を惜しみつつお開きとなりました。
(事務局hana)