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「お肉に赤ワイン」は間違い??


”マリアージュ”フランス語の結婚というこの言葉、ワインの世界でよく耳にするかと思います。そう、もうご存知の方も多いかもしれませんが、ワインの世界でよく云われるマリアージュ(結婚)は、「ワインとお料理の相性」を指します。マリアージュについてよく知られている情報の一つに、お肉には赤ワイン、お魚には白ワイン、という組合わせがあります。はい、凡そはこれで合っていますが、その通りに合わせることによって美味しさを損ねてしまう場合があるのです。

法則通りと、法則とは異なる組合わせの例を見てみましょう。

<法則通りの組合わせ>
牛肉の赤ワイン煮込み×しっかりとした赤ワイン
レモンを絞った生牡蠣×酸味のある白ワイン

<法則とは異なる組合わせ>
チキンのハーブソテー×ハーブの香りの白ワイン
マグロのバルサミコ酢漬け×果実味のある赤ワイン

法則とは異なる組合せには、実は別の法則があてはまります。それは、「色」によるマリアージュです。

白身のお肉に白ワイン、赤身の魚に赤ワイン、サーモンならばロゼ、など。食べたい食材と飲みたいワインをいかに近づけるか、そこにはいろいろなコツがあるのです。(続く)

新現役ネットでワイン教室を主宰している「サリー」さんからの

    ワインやチーズについての情報です。