講座「古典に学ぶ」の第3回目は「茶道・千利休 侘茶の世界」です。(開催日6月15日)
「一杯の茶を飲むために、どうしてあれほど堅苦しく儀式ばるのか?」 と現代日本人や外国の観光客は不思議に思うかもしれません。
しかしそれは、茶の形(作法)だけを見て、茶の心(侘び)を見ないからです。
茶の湯は中世以来の日本文化と精神を総合した、日本独自の生活哲学です。 そして、喫茶の習慣はもとより、日本料理や陶磁器・花・香・書画・日本建築・日本庭園から、作法や交際マナーにいたるまで、日本文化のほとんどが茶の湯文化にある、といわれています。
当講座では、茶の湯の歴史・意義・思想を、千利休や他の名茶匠の足跡をたどりながら、やさしく学んでいきます。茶書・史書から漫画まで幅広い資料を合わせ読み、豊富な画像資料も使用して進めていきます。
講師は講師・水野聡氏
2004年能文社設立。古典翻訳にたずさわる。著書に『強く生きる極意 五輪書』、『風姿花伝』(以上PHP)、『葉隠』、『南方録』、『貞観政要』(以上能文社)などの現代語訳がある。産経学園、よみうりカルチャーなど各地の生涯教育団体にて「中世日本文化史」関連の講師をつとめる。
詳細は下記よりご確認ください。
https://www.shingeneki.com/common/details/forumevent/3385