新現役!シニアわくわくブログ

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「運動」「食事」「会話」に心がけて、この時期を乗り切りましょう!

みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?

 コロナウィルス感染症は、未曽有のパンデミックとなって荒れ狂っています。不要不急の外出自粛といわれれば、シニア世代の外出には比較的不要不急が多いため(?)、どうしても家にこもりがちな方が多いのではないでしょうか?しかし家にいて、運動量や人との会話が減ることは、別の健康リスクを発生させる原因ともなります。いわゆる「フレイル(Frailty)」と呼ばれる状態です。フレイルとは「脆弱性」のことで、運動機能だけでなく、生きる意欲や認知機能の低下なども招くといわれています。

  さて不要不急の外出を控えながら、フレイルな状態にならないためには、どのようなことを心がけ、実行すればいいでしょうか。ここでは「運動」「食事(水分補給)」「会話(コミュニケーション)」の3つの要素から「そんなに頑張らなくてもできる例」をご紹介したいと思います。

 「運動」

1.散歩

公園や自宅周りの散歩も、「3密(密閉空間・密集場所・密接場面)」を避けさえすれば、簡単で気分転換にもなる運動です。これから気候も良くなり、日も長くなってきます。ちょっと汗ばむ程度のマイペースでのウォーキング、おすすめです。

2.ラジオ体操

ラジオ体操といっても、今はほとんどテレビ映像を見ながらの運動になっていますね。ラジオ体操もおなじみの「ラジオ体操第一」といったパターンだけでなく、いろいろな種類の体操が放送されています。日によって、違う種類の体操をつまみ食いするのも面白そうですね。またユーチューブなどでは、著名アスリートなどが、独特なパフォーマンスを公開しているので、体力に自信のある方はチャレンジしてみましょう。

3.階段一段での踏み台昇降

足腰の強度を維持する簡単な方法は、段差の上り下りです。駅の階段の上り下りが、結構いい運動になるのは皆さん経験済みのことだと思います。ご家庭内に階段や段差がある場合など、最初の一・二段を使って踏み台昇降運動をしたり、股関節やアキレス腱を伸ばしたりしてみましょう。手すりに摑まるなどして、決して無理はされないようご注意ください。

4.家事も運動です

日常生活での「掃除」「洗濯」「ゴミ出し」「片付け」「換気」など、全て運動だと思えば意識が変わります。ふだん億劫で放ってある場所を掃除したり、ちょっと遠回りしてゴミ出ししたり、毎日のことなので運動の蓄積効果が期待できます。そのほか、庭仕事やベランダの模様替えなどもいいですね。

5.童心にかえって

学校がお休みになって、お孫さんと接する時間が増えた方もいらっしゃると思います。老化防止は手先の運動から、と云いますが、折り紙やお手玉など、お孫さんと一緒に作ってみるのは如何でしょうか。

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またお孫さんの得意なTVゲームのやり方を教えてもらい、いっしょに楽しむのもいいですね。マスクづくりなどは、手先の運動と実用の一挙両得です。ご家族とコミュニケーションをとりながら、そのエネルギーを分けてもらいましょう。(T生) 

 次回は「食事(水分補給)」についてご紹介します。