秋晴れの10月28日(月)に鎌倉散策を楽しみました。
この日は大船駅集合。バスで移動し、弘法大師が修業中、天女が現れ仏舎利を託したが、そこに青い蓮の花が咲いたことから「青蓮寺」と呼ばれているお寺を訪ねました。高野山真言宗別格本山という格式の高いお寺です。
正門の脇には歴史を感じさせる鐘楼があります。鐘を突く棒はシュロの木であることをご存じですか。
シュロの木は柔らかいので鐘を傷つけないので用いられるそうです。
青蓮寺の近くのは鎌倉景観百選の谷戸切通(男坂)がありますが、現在は立ち入り禁止となっているので、「女坂」から古道に入ります。江の島道は鎌倉街道(旧道)から分岐し、山沿いの道を深沢を経由して青蓮寺のあたりに抜け、津村・腰越村・瀧口を経て江の島に至る旧道です。
昼なお暗いうっそうとした切り立った山道を進むと、突然開けた里山の風景があらわれました。
まだ暑さも残り、秋の草花も少なめでしたが、シュウメイキク、コスモス、ホトトギスなどが楽しめました。
緑深い宅地である「鎌倉山」からまたバスに乗り、鎌倉駅に出ました。
豊かな秋を感じさせる美しい御膳を頂いて解散しました。