新現役!シニアわくわくブログ

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江戸時代にタイムスリップ!名古屋・有松地区を歩く

4月16日、快晴の東海地方。新現役ネット東海エリアで本年最初のイベントは、名古屋から名鉄で約20分の近郊にありながら、江戸時代そのままの町並みが残る、有松町の街歩きでした。参加者は、わたしたちスタッフを入れて18名、東京から5名、大阪からも2名が参加してくださいました。

 

駅に集合してから、「有松・鳴海絞会館」に行き、全国的に有名な有松絞りの作業体験をしました。布地に記された点線に沿い針で縫い進めていくだけですが、これが大変!女性陣でさえ針仕事は何年ぶりという方が多く、男性に至っては、針で指を傷つけ「血染めの絞」という迫力あるハンカチに仕上がりそうな人も。

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食事は和食「やまと」で。ここも元絞問屋の旧家をお店に直したもので、その風情を感じつつ大変美味しい和食膳をいただきました。再び絞会館に戻り、地元のボランティアガイド(あないびと)お二人に連れられて、有松の町並みを散策しました。有松地区は、もともとは桶狭間村の郊外にあった一帯を、慶長年間に人を移住させて拓いた地区。現在でいえば「特区」のような扱いを受け、家の間口の広さによって徴収される税が免除されたそうです。そのため、保存地区に連なる家々の間口はどれも広く、堂々たる街並みを形成していました。街歩きの最後には、地元の名家「竹田家」に入れていただき、応接間や大座敷、勝海舟の書や豪華な有松絞の着物などを見せていただきました。

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東海地区のイベントはこの「有松街歩き」をはじめとして、9月下旬頃に知多半田(半田市)で、彼岸花と運河、ミツカンミュージアム等を見学する企画、そして12月頃には伊勢・松阪を訪れ、街並みと松阪牛を楽しむ企画を現在計画中です。これに加え夏休み時期にも、何か東海エリアの魅力を味わっていただける企画も検討中です。その都度、新現役ネットのホームページやメルマガでご案内します。どうぞお楽しみに。  (T生)