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キネマスキーの<たかが映画、されど映画>(その15)ー陶酔の「ボヘミアン ラプソディー」ー

1970年代から80年代にかけて世界の音楽界を駆け抜けた伝説のロックバンド「クィーン」をご存知か。

私の記憶の中では、クィーンは、その広い音楽性と耳障りの良いメロディラインやリズム感により、ロックに縁の薄い人々の心をも捉えたが、ローリングストーンズやU2などに比べ「クィーン大好き!」とはなぜか言いにくかった。

今でいえば、「ダサカッコ良い」といったところか。

クィーンのリードボーカル、フレディ・マーキュリーの後半生を描いたこの映画は、スターダムを駆け上がるとともに心ある友人たちとの隔たりが生まれ、募る孤独と苛立ちに苦悩するフレディの実像に近い人間像を克明に描いている。

何よりも圧巻なのは、仲間たちとの絆を取り戻すきっかけとなる1985年のアフリカ難民救済チャリティコンサート「ライブ エイド」におけるクィーンのコンサートシーンである。

このロンドン郊外ウェンブリースタジアムでの21分間のライブシーンは、観る人を映画にして音楽的な不思議な恍惚に誘い、歓喜の涙を流させる。

かくいう私も、不覚にも滂沱の涙ながらに観客席で立ち上がり、拍手をし続けた次第。

 日頃余りロックに縁のない人にも、この映画の終幕のライブシーンは必見。

この21分のためだけでもこの作品を観る価値があるとお薦めしたい。

 

<キネマスキーのプロフィール>

年齢・国籍不詳。「単館荒らしのキネマスキー」を自称し、余り世上に上らぬマイナーでおタクな映画世界の徘徊者。7年ほど前から、NPO法人新現役ネットの映画講座「シネマの迷宮」を主宰。

 

*新現役ネット映画サロン「シネマの迷宮 この映画知ってる?」

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