新現役!シニアわくわくブログ

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秋祭の風景

 「ちょうど祭りの最中なので、是非おいで下さい」と親戚から誘われ、この3連休は、妻とともに兵庫県豊岡市を訪れました。豊岡市は、日本海を臨む兵庫県の北の端にあります。私たちがお邪魔した先は、その豊岡市の東端、京都府に接する担東町という山間の町です。京都から福知山線の終点福知山まで行き、そこから車で小一時間。東京は暑さが戻った晴天のようでしたが、こちらは典型的な山の天気で、小雨が強くなったり弱まったり、絶え間なく降り続きます。

 祭りの世話役をしている親戚宅は、祭がひけてから訪れる若衆の慰労でてんやわんや。酒もすすみ、以前から顔を見知っている若者が、私に云います。「明日のお昼過ぎには帰る?それでは、お神楽も獅子舞も見れんじゃないの。この町に来て、祭を見んで帰るのは、ラスベガスに来てカジノに行かんで帰るようなものよ!」たいそうな話になってきましたが、とりあえず帰りの時間を少し延ばして、お祭り見物をする約束をしました。

 そして翌日、午後には雨もほぼ止み、地元如布神社のお祭りを楽しみました。こうした秋祭りは、全国津々浦々で行われていることでしょう。そして今年は、台風が週末を狙ったように襲来したので、主宰者の皆さんもさぞ気をもんだことでしょう。ここ担東町の秋祭りは、夜店も屋台もほとんど出ない、ごくシンプルなものでした。しかし子どもたちが打ち鳴らす太鼓や笛の音を聞いているだけで、何とも心がいやされました。

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ラスベガスに行ったら、やはりカジノに行かなくっちゃ、と強く思った次第です。 10月10日(T生)