新現役ネット内の読み聞かせのボランティアグループ「おはなしポケット」主要メンバーの福島恵以子さん。シニア世代の読者に向けたメッセージとご自身の今後の取り組みについて伺いました。
年をとって「もう〇〇はできない」と思うことがあるかもしれませんが、「まだ〇〇はできる」まだ楽しめることはたくさんあります。
若いときに比べて体形が変わったり、体力が落ちたりするのは当たり前。楽しみ方が変わるのも当然です。
私は、新現役ネットに入って、多くの人に出会い、学びを得ることができました。
でも、世の中には、新現役ネットの存在すら知らない人もいて、勿体無いと思っています。ホームページに活動内容が掲載されていますから、読んでみてあまり難しく考えずに気軽に足を運んで欲しいですね。
これからは、新現役ネットの中でも、次の世代につなぐバトンの存在が大きな課題になると思いますし、私自身、年の上・下に関わらず、年の離れた方々とも一緒に何かを楽しんだり、お互いに刺激し合ったりできればと思っています。
こうして新現役ネットも「おはなしポケット」も切磋琢磨しながら発展していければいいですね。
(福島恵以子さんプロフィール)
東京都浅草生まれ。人材育成コンサルタント業を営む。「NPO法人新現役ネット」では、読み聞かせのボランティアグループ「おはなしポケット」の創設(2009年)から携わり、主要メンバーとして活躍。東日本大震災後は、東北被災地でも活動。