月ごとにおすすめの食材を紹介しています。
厳しい寒さが続く2月。インフルエンザの患者数もピークを迎えています。
風邪の予防に役立つといえば、「大根」です。
大根の根の部分には、ビタミンCと消化酵素ジアスターゼが豊富。
ジアスターゼは、消炎作用があり、喉の不快感や咳、痰、口内炎などの症状に有効。また胃腸の働きを助け、食欲を増進させる効果があります。ジアスターゼは、熱に弱いので、生で食べるのが良いでしょう。
大根の葉には、カロテンやビタミンC、カルシウム、食物繊維がたっぷり。捨てずに食べたいですね。
喉の調子が悪いな、風邪をひいたかな?と思ったら、はちみつ大根がおすすめ。
大根を漬けこんだはちみつをそのままスプーンですくってなめたり、お湯に溶かして飲むと、はちみつの殺菌力と大根の消炎作用が喉の痛みを緩和してくれます。
参考
『毎日役立つ からだにやさしい 薬膳・漢方の食材帳』実業之日本社
『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店