新現役ネット内の読み聞かせボランティアグループ「おはなしポケット」主要メンバーの福島恵以子さん。子どもの頃からとても活発だったようです。
私は小さい頃から声を出すことが大好きで、町内のお祭りイベント・のど自慢大会で賞品を貰えるのも楽しみの一つでした。
小学校では合唱部、中学校・高校は放送部でした。朝礼の準備をしたり、昼休み向けの学校放送の録音のために授業を抜け出し、音楽録音と内容説明などを吹き込んだりと楽しく活動していました。
学生時代は、まだ選挙権もないのに選挙カーのウグイス嬢やフォークグループコンサートの司会、結婚式の司会進行などのアルバイトをし、卒業後は、アナウンサーになりたいと考えました。そのことを父に伝えると、大反対されました。
子どものしつけや教育に関しては、人一倍厳しい人でしたし、昔のことですから、「アナウンサーなんて水商売と同じで浮き沈みが激しい世界だ!」「子どもの成長を見守り、支えるのは親の義務。就職先を見定める事も親の義務である」と言われ、アナウンサーになることは、泣く泣く諦めざるを得ませんでした。
そして、父に勧められた総合化学会社に入社。そこで主人と出会いました。
(福島恵以子さんプロフィール)
東京都浅草生まれ。人材育成コンサルタント業を営む。「NPO法人新現役ネット」では、読み聞かせのボランティアグループ「おはなしポケット」の創設(2009年)から携わり、主要メンバーとして活躍。東日本大震災後は、東北被災地でも活動。