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日本オリンピックミュージアムと和ランチ

本日2月10日(月曜)、2020東京オリンピック開会式まで165日、パラリンピック開会式まで197日となりました。

オリンピック開会式は7月24日(金曜)20:00からオリンピックスタジアム(新国立競技場)で行われます。そのスタジアムの目の前に昨年秋オープンした「日本オリンピックミュージアム」の見学をイベント企画。館内は、平日午前にも関わらず多くの来場者で混雑していました。

◆日程:令和2年2月4日(火曜)立春

◆行程:地下鉄「外苑前駅」改札集合 ⇒ 日本オリンピックミュージアム自由見学  ⇒  徒歩移動 ⇒ 昼食 ⇒ 食後流れ解散

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2019年9月に開館した「日本オリンピックミュージアム」

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2020東京オリンピック・パラリンピックのトーチ(色の薄い方がオリンピック、濃い方がパラリンピック)。全長71cm、重さは1.2kg(本体約1kg、燃料部200g)、材質のアルミニウムは、東日本大震災での仮設住宅のアルミ建築廃材を約30%利用しているそうです。

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1/23に発表された選手団のユニフォーム。白いジャケットの組み合わせが開会式で着用され、紺色が式典用とのことです。

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展示では、大会の起源から人類最大の祭典になるまでのストーリーが分かりやすくまとめられていました。「近代オリンピックの父」と言われるフランス貴族ピエール・ド・クーベルタン(1863-1937)が、スポーツを通して自国フランスの教育改革を行うという構想から、次第にスポーツが「国際交流」や「世界平和」に貢献できうると考え、国際的競技会としての「古代オリンピックの復活」を思い描くようになっていった経緯について。

また、1894年6月のパリ万国博覧会に際して開かれたスポーツ競技者連合の会議上で、クーベルタンにより示されたオリンピック復興計画が満場一致で可決されたこと、第1回大会を2年後の1896年古代オリンピックの故郷ギリシャでの開催とすること、古代の伝統に従い4年ごとの開催とすること、世界各国の大都市での持ち回り開催とすること、国際オリンピック委員会(IOC)を設立すること等、近代オリンピックの基礎となる事柄がその場で決定されたことが分かりました。

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日本開催のオリンピックに関しては、幻となった1940年の東京大会を含め日本における4回の大会の紹介や、日本が初めて参加した1912年ストックホルム大会以降の日本代表選手団の全員の名前を掲出したコーナーもありました。

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壁面には各大会で使用されたトーチの展示も。右の写真、台の上には大会で使用される同じ大きさと重さの砲丸やハンマーが置かれ、実際に持ち上げその重さを体感!

他にも、「走る」のコーナーでは、オリンピックレコードの足跡がプロジェクションマッピングで映し出され、オリンピアンの驚異的な歩幅と速さを実感することができました。

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ミュージアム2階からのぞむオリンピックスタジアム。

このスタジアムで繰り広げられる世界のアスリートたちの夢の競演、本当に楽しみですね!

ご参加の皆さま、ありがとうございました。
 

(事務局:ふな)