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木村太郎さんを迎えて~第53回新現役宣言フォーラム~ その4

 グローバル資本主義に対抗する世界的潮流の中で、 ”アメリカ・ファースト”を掲げたトランプの勝利の基盤は、案に相違して強固なものでした。

 トランプ当選の背景には、1989~2019年、すなわち平成の30年間に拡大したグローバリゼーションが大きく影響したのでした。さて、では現在のトランプ政権はこれでいいの?、あるいはトランプ大統領再選はあり得るのか? というテーマについてです。 トランプの評価はもちろん様々ですが、少なくとも日本のパートナーとしてのアメリカの指導者としては、いい大統領といえるのではないでしょうか。大統領選挙前の国連総会で渡米した折、クリントンにしか面会せず、外交上の「保険」をかけなかった安倍首相は、トランプ当選で猛烈に焦り、必死に巻き返して関係修復を図りました。その努力の成果は得られたと思います。令和最初の国賓として来日した大統領の滞在期間は異例の3泊4日、慣例化している訪日後の韓国への立寄りもせず、日米同盟の強固さを充分に印象付けてくれました。さらに、民主党の候補者乱立振りを見ると、来年の再選も十分可能性が出てきたと思います。民主党候補の中で、インディアナ州サウスベンドの市長、超エリートで若く、ゲイであることをカミングアウトしたピート・ブティジェッジ氏が出てくれば、有力な対抗馬になる可能性があるくらいです。(以下次号=最終回) T生