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ゴールデンウィーク初日

最近、東京の九段南(武道館そば)に、戦中・戦後の国民の労苦を後世代の人々に伝える展示品が閲覧できる「昭和館」という国立博物館があることを知り、ゴールデン
ウィーク初日に出かけた。天気が良かったので東京駅から皇居沿いに歩いていると大勢の人が皇居に向かって列をなしていたので何かと思ったら東御苑が開園しており、その入場のために並んでいたのである。折角なので私も列に加わり、大手門より入って天守台経由北桔橋門に出た。御苑内も沢山の観光客が訪れていたが外国人の方が多いように思った。その後武道館に向かったがここも黒山の人だかり。若い女性が沢山集まっていたので誰が出演するのかと思ったら、”WINNER”という韓国人男性の音楽ユニットだった。自分の知らない人気グループが沢山ありますね=世代間ギャップでしょうか。

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そして本丸の昭和館に向かう。九段下交番のすぐ横にあり、先ず2階ひろば(外)で開催されている「女学生たちの青春~戦前から戦中、そして戦後へ」という写真展を見た。その後1階のニュースシアターで記録ニュース映画を見て、7・6階の常設展示室(有料)へ。ここには昭和10年頃から昭和30年ごろまでの国民生活や戦後の廃墟からの出発を伝える実物資料、写真等が展示されており大変興味深かった。昭和30年の国家公務員(高卒)初任給が5,900円の時、電気洗濯機が(東芝噴流式)29,500円、電気冷蔵庫(東芝、約85L)74,000円、白黒テレビ14インチ(東芝)が129,000円であったとのこと。憧れの電気製品だったのですね。
 

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           (昭和10年頃の家庭)      (昭和30年頃の3種の神器)

次に5階の映像・音響室と4階の図書室を覗いた。当時の貴重な写真記録、映像や文献・資料が集められており、ここもじっくり閲覧したかったが時間の制約があったため駆け足となった。それでも全体で1.5時間要したので次回は倍近く時間を取って訪問したい。

(事務局:TARO)