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キネマスキーの たかが映画されど映画(その1) ―わが青春の裕次郎―

日本人が前を向いてひたむきに生きていた昭和という時代を駆け抜けていった大スター石原裕次郎の、今年は没後30年。各メディアの裕次郎追慕番組を観ながらわが青春の裕次郎が鮮やかに蘇ってくる。

Gパンをはいただけで不良少年と叱られた時代、短い脚を引きずり裕次郎ウォークを気取りながら裕ちゃんの映画を追いかけていた田舎の映画少年の私。

「役者は男一代の仕事にあらず」と広言しながらも100本もの映画を遺し、果てなき映画創りの夢に身を削った裕ちゃんは、まごうことなく私の映画遍歴の第一歩だ。

三枝夫人と弟分渡哲也と並んで、慶応病院の屋上から集まった大勢のファンに手を振っていた姿に52年という短すぎた裕ちゃんの人生を思い、もし今も存命だったら、映画世界はもちろん兄慎太郎をも超えて大きな存在になっただろうと惜しむのは、私だけではあるまい。(合掌)

 

★キネマスキー

年齢・国籍不詳。「単館荒らしのキネマスキー」を自称し、余り世上に上らぬマイナーでオタクな映画世界の徘徊者。6年ほど前からNPO法人新現役ネットの映画講座「シネマの迷宮」を主宰。

◆映画サロン「シネマの迷宮 この映画知ってる?」

日時:毎月第1土曜日13:30~ 

場所:NPO法人新現役ネット田町会議室

問合せ:03-5730-0161