皆さん、マイナンバーはお手元に届きましたか?
今月からマイナンバーの運用が開始されましたね。
これからは、社会保障や税金の申請・手続き・管理等にマイナンバーが用いられることになります。
それに伴い、マイナンバーに便乗した不審な電話が都内在住の高齢者を中心としたお宅にかかってきているそうです。また全国では、お金をだまし取られる被害も報告されているそう。気をつけたいですね。
「広報けいしちょう新春号」に、マイナンバーに便乗した詐欺の手口が載っていたので紹介します。
犯人グループは、公的機関(東京都、区役所、警察署)になりすまし、電話、メール、訪問等で、以下のような手口を用いて詐欺を行うことが予想されています。
- 個人情報の取得
「マイナンバーの調査をしています」と個人情報を聞き出し、その後「○○さんの情報が登録されています。個人情報を削除するには、手数料がかかります」と言ってお金をだまし取る。
- 個人情報流出
「あなたのマイナンバーが漏れています。流出したマイナンバーを削除するには手数料がかかります」と言ってお金をだまし取る。
- 教示トラブル
「マイナンバーを教えてください」といって聞き出された後、別の者が「マイナンバーを教えたことは犯罪だ。トラブル解消にお金が必要だ」と言ってお金をだまし取る。
- セキュリティ対策費用
マイナンバーのセキュリティ対策のためと現金をだまし取ったり、高額な機器やソフトを売りつける。
- マイナンバーの登録・カード作成費用
マイナンバーの登録やマイナンバーカードを作るのにお金がかかると言ってお金をだまし取る。
【対策】
役所や警察といった公の機関の職員が電話でマイナンバーについて聞くことはなく、また、自宅を訪問したり、お金を求めることもありません。
なので、
・マイナンバーに関する電話やメールは相手にしない。
・電話をナンバーディスプレイにし、相手を確認してから電話にでる。
・マイナンバーをかたる不審な電話がかかってきたら、一人で悩まず、家族や警察に相談する。等
日頃から気を付けて、安全・安心にマイナンバーを利用していきたいですね。