新現役!シニアわくわくブログ

シニアに役立つ情報や新現役ネットの活動について発信していきます。

【シニアヒストリー】齋藤茂樹さん(8)原稿を持って出版社めぐり

新現役ネットの正会員で、『珠玉の「一宮」謎解き紀行―全国津々浦々に鎮座する一〇三社を巡る―』の著者・齋藤茂樹さん。本を出す際には出版社を何社かまわったそうですね。

 書き上げた原稿を持って出版社を7社まわりました。最初に自費出版を専門とする出版社に行きました。原稿を見せると「いいですね」と言ってくれるのですが、なかなか出版費用を言ってくれない。

ようやく3回目に担当者にお会いしたときに、いきなり1000部で430万円と言われ、NGのサインを出しました。その後、責任者から大幅値引きを提示されましたが、誠意が感じられず、結局お断りしました。

また、大手系列の出版社では、280万円程度と初期費用は高いけれど、1冊売れたときの戻りが定価の6割もあるので、売れる自信がある場合は良い選択だと思いました。ですが、そんなたくさんは売れないだろうとそこもやめて、新聞広告で見つけたT出版に足を運びました。

 

 (齋藤茂樹さんプロフィール)

1946年東京都生まれ。自動車部品製造会社役員を退任後、「NPO法人 新現役ネット」の講座で古事記を学ぶ。それをきっかけに全国の一宮をめぐり、本を上梓。