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「心に残る一枚」写真同好会15周年写真展2017.11.24

写真同好会が発足して15年が経過し、その記念写真展が銀座のギャラリーで開催しており、メンバー10名の力作が展示されています。

初日の夕刻に伺いました。もう60人ものお客様が来場されているとのこと。盛況です。

 

それぞれが10点づつ作品を持ち寄り、その中からプロ講師が選んだだけあって、どれも素晴らしい作品です。

自然の雄大さ、美しさ、が人の目で見ている以上に鮮やかで、写真の素晴らしさに圧倒されます。

シャッターチャンスを追い求めて海外や日本全国に旅しているメンバーだけに貴重な自然の写真が数々。

多くの方に是非見て欲しいと思います。

 

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会期:20171124日(金)~30日(木)

   平日1030-1900 土日1100-1700(最終日1400まで)

場所:富士フォトギャラリー銀座(中央区銀座1-2-4

   銀座線「京橋駅」3出口徒歩1分 有楽町線「銀座一丁目駅」7番出口徒歩1分

 

(事務局hana)

 

先週の新聞書評欄から(6)

日経新聞に目を通す機会が少ない方を対象に書評欄を眺めます。

今回は11月11日と18日の2週分をまとめて書きます。例によって書評委員による書評を2週分列挙します。「歴史としての大衆消費社会」(寺西重郎著・慶大出版会)「ケルト 再生の思想」(鶴岡真弓著・ちくま新書)、群馬大学病院の医療現場の荒廃を描いた「大学病院の奈落」(高梨ゆき子著・講談社)、アルジェリア人作家による未来小説「2084 世界の終わり」(サンサル著・中村佳子訳・河出書房新社)。以上11日分。

18日の掲載は、リチャード&ダニエル・サスカインド父子共著による「プロフェッショナルの未来」(小林啓倫訳・朝日新聞出版)中国人作家の警察小説「13・67」(陳浩基著・天野健太郎訳・文芸春秋)「粉飾決算vs会計基準」(細野祐二著・日経BP社)、メキシコ系アメリカ人(チカーノ)を文化人類学の視点でとらえた「ハーフ・ブリード」(今福龍太著・河出書房新社)。そして上記に採り上げなった2冊について、少し詳しく記します。

震美術論」(椹木野衣著・美術出版社)。地震が所与の条件である地域とそうでない地域を比較して論ずる。西欧諸国は押しなべて地震のない地盤に築かれた文明であるのに対し、日本はそうではない。地震と津波が頻発する地質的条件の下で培われた日本文明は、「忘却と反復」を自然なこととして受け入れる特性を持つ。そして日本美術の特色を「鎮魂と慰霊」とみる、等々。至極納得性の高い比較文化的論考だと感じました。東日本大震災が、このモチーフを著者にもたらしたそうですが、同じようなアプローチは、あらゆる視点から可能だと思いました。

ガレノス」(マターン著・澤井直訳・白水社)。トルコ、アナトリア西岸にあった古代ペルガモン王国で西暦129年に生まれた、古代最大の医学者ガレノスの物語。剣闘士の治療で腕を磨き、ローマに出て皇帝マルクス・アウレニアスの目に留まる。のちにローマで宮廷の侍医として仕えるとともに、身分を分け隔てすることなく広く治療にあたり、87歳ごろに没したと云われる。手術の腕がよかっただけでなく、脈・体温・血色・尿や便・汗などを観察して、内臓腫瘍をいいあてるほどだったという。即ち卓越した外科医であり、総合診療医であったわけです。古代医学というとヒポクラテスしか思いつかず、ガレノスという名前を知らなかったという不明も含め、歴史にはまだまだ魅力的なストーリーが残っているということを強く感じました。(ターサン)

 

同期会/日金山ハイキング

前に勤務していた会社の同期の仲間と年に5~6回集まり、色々なテーマで懇談会を行っている。具体的な活動に繋がるものが幾つか出てきており、今回は、山歩き企画を実施した。選んだコースは、初回でもあり、比較的難度の低い静岡県日金山ハイキングコース。11月19日、JR熱海駅に集合しバスとケーブルカーで十国峠(日金山:769.5m)まで登った。十国峠は、伊豆、駿河、遠江、甲斐、信濃、武蔵、相模、安房、上総、下総の十国を望めることからつけられた名前とのことだが、好天に恵まれ抜群の展望だった。富士山の上部が雲に隠れていたのが惜しかったが、元々の計画から悪天候のため2度延期した後だっただけに満足度は高かった。

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ここから東光寺、岩戸山、泉高区水源地を経由して約10.5kmのコースを3時間弱で完歩した。その後、湯河原の温泉で汗を流し喉を潤して帰路についた。仲間と語らいながら自然を満喫し、しかも足腰を鍛えることになり大変楽しい一日となった。参加メンバー全員で次の山行を約束した。

(事務局:TARO)