新現役!シニアわくわくブログ

シニアに役立つ情報や新現役ネットの活動について発信していきます。

おすすめ!新現役ネットのイベント(8月)

いよいよ夏本番!毎日暑いですね。

家の中にいても水分補給等、熱中症対策を心がけましょう。

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◆しば日本語クラブ(8/9・8/23・8/26)

新現役ネットの会員が講師役となり、在留外国人に日本語を教えます。

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https://www.shingeneki.com/notices/details/197

しば日本語クラブでは、講師役となるボランティアを募集中です。

https://www.shingeneki.com/make_use/job_details/172

 

◆【元気塾】iPadステップアップ講座 全6回(8/21)

毎月1回、6回で終了するシリーズ講座で、いろいろなアプリの使い方を学習します。

https://www.shingeneki.com/common/details/forumevent/2422

 

◆第117回東京散歩「日本唯一 幽霊画コレクションの全生庵と朝倉彫塑館」(8/22)

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この時期のみ一般公開される幽霊画のコレクションを鑑賞して夏の暑さをしばし忘れましょう。

https://www.shingeneki.com/common/details/forumevent/2453

 

◆ワンデー講座「手づくりの贅沢・ワンランク上の立体カードをつくる」(8/29)

今回は来るべき秋に向けて「コスモス」のカードを作ります。

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https://www.shingeneki.com/common/details/forumevent/2435

 

◆【元気塾】iPhoneステップアップ講座 全6回(8/28)

毎月1回、6回で終了するシリーズ講座で、いろいろなアプリの使い方を学習します。せっかく買った機器、うまく使いこなしましょう。

https://www.shingeneki.com/common/details/forumevent/2423

 

※イベント参加には事前申し込みが必要です。 

※一般の方(新現役ネットの会員ではない方)もご参加いただけますが、正会員(有料)、または準会員(無料)のご登録をおすすめします。

人生の多毛作~デュアル・キャリアについて~ その1

 日頃新聞を眺めていて、「これはいい記事だなあ」とその部分を切り抜き、そのままどっかにやってしまう。多くの皆さまに覚えがあることだと思います。私も先日、とあるところから出てきた切り抜きを再見して、それを元にこのブログを書いています。

 それは今年の5月31日付日経新聞のコラム「大機小機」、題名は「複線型ワークの時代」です。江戸時代、津軽藩のすぐれたご典医だった澁江抽斎は、中国古典の考証学者としても秀でた存在でした。その埋もれた業績を掘り起こした森鴎外は、名作「澁江抽斎」を世に残しました。その森鴎外自身、陸軍軍医総監まで昇りつめ多忙な官僚生活を送りつつ、メールもパソコンもない時代によくこれほど、と感嘆するほど多彩で旺盛な芸術活動を、生涯にわたって繰り広げたことはご存じのとおりです。また森鴎外を深く敬愛し、数多くの鴎外伝・鴎外論を書き残した吉野俊彦は、日銀理事を務め、日本のトップエコノミストとして活躍した人でした。澁江抽斎・森鴎外・吉野俊彦と、何か時代をまたがった三題噺のようになりましたが、一芸を極める、生涯これ一筋、といった「潔い」人生観の横に、「デュアル・キャリア」という魅力的な選択肢が潜んでいることを、この三人の人生が示唆しているように思います。(TH生)        -この項、続く-

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 森鴎外「澁江抽斎」岩波文庫版

キネマスキーのたかが映画されど映画(その3) ―映画の品格―

人にも品位・品格があるように、映画にもそれがある。 

映画にも「行間を感じ取る」楽しみがある。

先ずは観る側の感性や想像力に敬意を払い、過剰な説明をしないこと。

某公共放送の朝ドラや大河ドラマじゃあるまいし、やたら冗漫な説明描写を施す作品には腹が立つ。観客の映画的な資質を馬鹿にしているとしか思えない。

何よりも品性下劣なのは、「百倍泣けます」といったたぐいの映画。

「世間受け」や「物議惹起」といった作り手の手の内が透けて見えてくる作品に出合うと、スクリーンに水をぶっかけたくなる。

アメリカの某有名監督などは、社会派の巨匠と崇められているだけにたちが悪い。

作品のみならずその作り手にもその高い品格を感じる私の大好きな一本を紹介しよう。

台湾の名匠ホウ・シャオシェンの「恋恋風塵」(1989年日本公開)。

香り立つような品位に満ちたこの映画のたたずまいに、心洗われる思いを覚えるのは私だけではあるまい。

 

★キネマスキー

年齢・国籍不詳。「単館荒らしのキネマスキー」を自称し、余り世上に上らぬマイナーでオタクな映画世界の徘徊者。6年ほど前からNPO法人新現役ネットの映画講座「シネマの迷宮」を主宰。

◆映画サロン「シネマの迷宮 この映画知ってる?」

日時:毎月第1土曜日13:30~ 

場所:NPO法人新現役ネット田町会議室

問合せ:03-5730-0161